@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00001144, author = {野口, 真 and NOGUCHI, Makoto and 坂中, 正義 and SAKANAKA, Masayoshi}, journal = {福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編, Bulletin of Fukuoka University of Education. Part IV, Education and psychology}, month = {Feb}, note = {本研究の目的は,カウンセリング・マインド論の変遷を中心に置いて,我が国における教育とカウンセリングの関係を考察することである。「カウンセリング・マインド」という言葉は,日本で作られた造語であり,1980年代前半から教育界に広く浸透していった。学術用語としての明確な定義は無く,論者の立場によって様々な意味内容を包含する概念である。カウンセリング・マインド論が発生したのは,教育とカウンセリングとの関係の第一次ピークが沈静化した後であり,それは両者の関係への反省や批判に対する応答でもあった。また,その背景には当時から社会問題化した「不登校」「いじめ」などの,新たな教育現象の出現があった。カウンセリング・マインド諭は,カウンセリング心理学の立場からは積極的に評価されている一方,臨床心理学的立場からは批判的な意見も出されている。この相違は,両者のカウンセリングと心理療法との関係モデルを反映したものであり,それぞれの教育に対するアプローチにも影響を与えている。}, pages = {189--197}, title = {我が国における教育とカウンセリングの関係--「カウンセリング・マインド論」の変遷を中心として--}, volume = {52}, year = {2003}, yomi = {ノグチ, マコト and サカナカ, マサヨシ} }