@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00001771, author = {笠原, 広一 and 春野, 修二 and HARUNO, Shuji}, issue = {65}, journal = {福岡教育大学紀要. 第六分冊, 教育実践研究編, Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka. Part VI, Research for teaching practice}, month = {Feb}, note = {本研究は図画工作科と美術科において伝統的な郷土玩具である土面子づくりの題材化に向けた可能性と課題点を明らかにした研究である。粘土を焼成して作る土面子はかつて全国の土人形の産地で制作されていた。福岡市の博多では博多人形師白彫会によって筥崎宮の放生会はじきが現在も制作されており,工房を訪問し制作方法等の調査を行なった。また中学校で教材研究会を開催して小中学生と土面子を制作した。小学校低学年は自由なテーマで,中高学年や中学生は歴史や背景を理解して縁起物等をイメージして制作した。焼成後に彩色し自分たちの土面子セットを完成させた。土面子づくりは学習指導要領の目的や内容に合致点が多い。小学生は石膏型の制作に技術的な難しさがあり,教師の支援と工夫が必要であるが,中学生は生徒だけで十分制作が可能である。窯の使用にも課題点があるが,地域の人材等との連携で解決することが,本題材の特性を生かすことになる。土面子づくりの実践は,地域の歴史や風土,自然や伝統工芸家とのつながりなど,地域的な広がりの中で取り組むことができる意義ある題材であることが分かった。}, pages = {1--4}, title = {土面子づくりによる郷土玩具の教材化の検討 - 図画工作科・美術科における実践のための予備的考察 -}, year = {2016}, yomi = {カサハラ, コウイチ and KASAHARA, Koichi and ハルノ, シュウジ} }