@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00001933, author = {氏平, 明 and UJIHIRA, Akira}, issue = {3}, journal = {福岡教育大学附属特別支援教育センター研究紀要, Research bulletin of Special Education Center}, month = {Mar}, note = {音声の表記や記述は,一定の基準に従った,妥当性と整合性が高く,普遍性のあるものが望ましい。発話産出過程における音声のプランニングと調音(構音)実行のステージは個別に捉えておく必要がある。そのためには音声記号に精通し,音韻単位や音声単位の用語も正確に理解しなければならない。母語のモデルは自分自身である。したがって言語聴覚士には,自分の音声の産出と知覚の内省を出発点として,人の音声を聴覚印象で記述し,音声の音響分析を駆使する能力が望まれる。また発話は経済性と反経済性との相克・妥協の産物と見ることができる。これらを考慮して日本語音声のあいまいな表記を二つ選び分析を試みた。一つはサ行・ザ行イ段と拗音の二通りのIPAの表記についてである。IPAの公的な基準とこれまでの欧米の後部歯茎摩擦音,歯茎硬口蓋摩擦音の研究成果に従えば,日本語のそれらは[ʃ][ʒ]で表記することが,妥当性と整合性が高く,経済性にも合致する。もう一つは拗音についてで,それに共通なことは直音の子音との対立を際立たせるための硬口蓋化であると言える。したがって拗音の頭子音は一つと結論づけられる。}, pages = {23--39}, title = {言語聴覚士教育と臨床のための音声学Ⅰ}, year = {2011}, yomi = {ウジヒラ, アキラ} }