@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:02000082, author = {氏平, 明 and UJIHIRA, Akira}, issue = {16}, journal = {福岡教育大学教育総合研究所附属特別支援教育センター研究紀要, Research bulletin of Special Education Center}, month = {Mar}, note = {音素は1920年代から1970年代に音韻素性が流布するまで,線条における最小の音韻単位 として用いられた。それは単音の対立による語の弁別機能に基づいており,その成分を表 す弁別的素性も併用された。言語学の領域外では,まだ用いられている分野もあり,日本 語の特殊モーラをモーラ音素とするのもその1例である。1942年に音素の認定要件が明示 されたが,モーラ音素はその要件を満たさず,音素の限界を露呈している。音声の最小分 節単位の成分の有無を2値的対立で表示した音韻素性は,音声生成の音韻記述が目的であ る。音素・音素論ではできなかった単音の変化や環境からの影響の記述・予測が可能で, 身近な音声のより妥当性の高い記述ができるようになった。近年の音韻理論は音声産出過 程における音韻素性のふるまいを定式化している。機能性構音障害や吃音の症状分析にも 有効である。また日本語の分節音の改訂音韻素性対応表も4種類表した。}, pages = {1--11}, title = {言語聴覚士教育と臨床のための音韻論Ⅱ - 音素の限界と音韻素性再考 -}, year = {2024}, yomi = {ウジヒラ, アキラ} }