@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00002256, author = {桑岡, 貴志 and KUWAOKA, Takashi and 鈴木, 邦治 and SUZUKI, Kuniharu}, issue = {70}, journal = {福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編, Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka. Part IV, Education and psychology}, month = {Mar}, note = {本研究は,1986 年に三宅なほみ(2006)が提唱した「知識構成型ジグソー法」の中核概念である「建設的相互作用」の概念について,協調学習(Collaborative Learning)の特性として着目されているケアリング(互恵的な学び)の視点からの理論的な再検討を行った上で,学校現場への知識構成型ジグソー法の適用過程における理論的認知のずれや授業改善をめぐる課題について実践的な視点から明らかにしている。  一般的に,授業において「建設的相互作用」が教室で生じやすい環境をデザインする一手法として「知識構成型ジグソー法」が期待されている。しかしながら,今日,学校現場において実践されている知識構成型ジグソー法の授業の多くは,益川(2016)の指摘にもあるように,従来型の「わかる」授業を志向した「正解到達型」の授業実践が展開されており,「建設的相互作用」の特性を生かした「目標創出型」の授業とは異なる結果となっている。知識構成型ジグソー法の特異な授業デザインや形態ゆえに,その授業スタイルの理解や習得に注視しすぎるがあまりに,「建設的相互作用」そのものに対する概念的な検討やそこから導き出される対話イメージの共有が十分に図られていないという実践者側の課題を明らかにした。}, pages = {65--77}, title = {知識構成型ジグソー法に関する理論的・実践的再考察(Ⅰ)  ─「建設的相互作用」概念の理論的再検討─}, year = {2021}, yomi = {クワオカ, タカシ and スズキ, クニハル} }