@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00002304, author = {芋生, 潤 and IMOO, Jun and 坂井, 清隆 and SAKAI, Kiyotaka}, issue = {11}, journal = {福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報, Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka Graduate School of Education Division of Professional Practice in Education}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,小学校社会科の授業づくりを手がかりにして,来るべきVUCA社会における社会科単元・授業実践の検討を行うことである。特に「学習デザイン」「意思決定」「合意形成」を実践のキーワードに,小学校6 年生の社会科実践を通して,検討を行った。その結果,本実践で教材化した「S 市のコミュニティバスの在り方について考えよう」は,VUCA 社会の顕在化したミクロな側面として,子どもが様々な立場の存在を認識しつつ,議論する上では有効な教材であることが分かった。また,議論における合意形成に関しては,授業分析の結果,数名の子ども発言から,「運行ルート」「運行スケジュール」「バス停の距離」「運賃の設定」などの観点に基づきつつ合意に向かう兆しが見られた。しかし,コミュニティバス運行に関する改善の意見は述べるものの,その根拠が示されなかったり,曖昧な自己の体験に終始したりする発言が多かったことも明らかになった。今後の課題として,学習デザインとしての柔軟な単元展開や合意に向かう子どもの発言の取り上げ方などがあげられる。}, pages = {35--46}, title = {小学校社会科における合意形成型授業実践の検討}, year = {2021}, yomi = {イモオ, ジュン and サカイ, キヨタカ} }