@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00002390, author = {中西, 徹磨 and NAKANISHI, Toma and 坂井, 清隆 and SAKAI, Kiyotaka}, issue = {12}, journal = {福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報, Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka Graduate School of Education Division of Professional Practice in Education}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,公民的資質の育成を目指した中学校社会科授業実践において問題解決学習を通して,具体的な生徒の姿で実証的検討を行うことである。特に「社会の文脈」と「生徒の文脈」を実践のキーワードに,中学校1年生の社会科実践を通して,質的な授業分析を行った。その結果,社会の文脈や生徒の文脈を活かした問題解決学習を行ったことで,他者の意見に耳を傾け,自分の考えを再度別の視点から捉え直そうとする姿を捉えることができた。また、パーム油そのものの問題が,世界全体にどのような影響を与えているか(与えようとしているか)を考察しようとする姿を見出すことができた。さらに,農地開発(経済優先)か,環境保護かといった二元論から,折り合いを図ろうとする姿もあった。このように,当事者ではなくとも,発展途上国の農業開発が抱える不安定さのリアリティを再構築して,開発か,保護かを当事者の立場を勘案しながら考えようとする姿が見受けられた。授業分析によって,本実践から問題解決能力の一端を明示することができた。}, pages = {65--78}, title = {中学校社会科における「問題解決学習」の実践}, year = {2022}, yomi = {ナカニシ, トウマ and サカイ, キヨタカ} }