@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00002435, author = {高山, 多恵子 and TAKAYAMA, Taeko}, journal = {福岡教育大学大学院教育学研究科教職実践専攻(教職大学院)年報, Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka Graduate School of Education Division of Professional Practice in Education}, month = {2022-03-22, 2022-04-08}, note = {本研究では,Vygotsky 理論を背景に開発された幼児教育カリキュラムである「心の道具箱」を応用し小学校において実践した。研究Ⅰでは,特別支援学級の3名の児童を対象に国語科と社会科を中心に「心の道具箱」の道具を用いた授業実践を行なった。実践前後における対象児の実行機能に関する評価を行い比較した。その結果,2名の対象児において実行機能の評価に伸びが認められた。国語科における単元テストの得点および取り組みにも変化が認められた。研究Ⅱでは,中堅教員が担任する小学校1 年生の通常の学級において実践した。実践前後における対象学級の全児童19 名の実行機能に関する評価を行い比較した。その結果,13 名の児童において実行機能の評価に伸びが認められた。研究Ⅲでは,通常の学級を初めて担任をする教員の小学校2 年生の学級において実践した。実践前後における抽出児1 名の実行機能を3 名の指導者が実行機能チェックテストを用いて比較した。その結果,全ての項目において伸びが認められた。以上のことから,幼児教育向けカリキュラムである「心の道具箱」を小学校向けに応用し,特別支援学級及び通常の学級の一斉指導において実践することによって,児童の実行機能の向上に一定の効果があることが示唆された。さらに,通常の学級に在籍する特別支援教育の対象となりうる児童の実行機能を一斉指導の中で向上させることができた。}, pages = {237--244}, title = {発達障害のある児童を中心とした実行機能を高めるためのプログラムの実践 「心の道具箱」を用いた授業作りを通して}, volume = {12}, year = {} }