@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00002565, author = {升谷, 聡子 and MASUTANI, Satoko and 甲斐, 初美 and KAI, Hatsumi}, issue = {72}, journal = {福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編, Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka. Part IV, Education and psychology}, month = {Mar}, note = {本研究では,中学校理科における化学電池の学習に注目し,平成29 年学習指導要領より新たに導入されることとなったダニエル電池の学習上の問題点を指摘し,その問題点に基づき,化学電池の基本を原理的に理解するための学習内容を検討した。まず,ダニエル電池の学習上の問題点として,2 つの水溶液を用いるダニエル電池は,従来取り扱われていた1 つの水溶液を用いるボルタ電池と比べて,仕組みが非常に複雑であり,そのダニエル電池のみを化学電池の学習とすることは,化学電池の基本を原理的に理解させる上で,困難であることを指摘した。次に,そのような問題点を踏まえた上で,ダニエル電池の学習では,1 つの水溶液を用いるボルタ電池を導入とし,あえてボルタ電池の欠点を改善するような学習の文脈を設定することで,ダニエル電池の複雑な仕組みを理解させることができると考えた。そこで,ダニエル電池を学習したことのない大学生を対象に,ボルタ電池の学習を導入とする化学電池の学習の文脈に則って,ダニエル電池の仕組みについて学習させ,その学習内容における理解度調査を行った。その結果,提案した学習の文脈は,ダニエル電池の複雑な仕組みを理解する上で有効であることが明らかとなった。}, pages = {9--15}, title = {中学校理科における化学電池の学習に関する研究}, year = {2023}, yomi = {マスタニ, サトコ and カイ, ハツミ} }