@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00000818, author = {黒木, 貴一}, journal = {福岡教育大学紀要. 第二分冊, 社会科編 = Bulletin of Fukuoka University of Education. Part II, Social sciences}, month = {2011-02-10, 2020-09-28}, note = {GISにより伊能大図を現代の地形図を基準として幾何補正することを試みた。その結果, 幾何補正のためのGCPは経路の屈曲点,交差点,曲がり角,地形変化の少ない岬など地形的 な凸点に設定しやすかった。地形図に記載された史跡などの歴史的場所や神社などの地物,幅 員3.0~5.5mの二条道路の道路形状,人工地形と自然地形の地形境界線はGCP設定を容易に した。また旧版地形図の地図情報はGCP設定の参考となるが,現代の地形図とは投影法や作 成方法の相違による元々のずれが想定されるため,旧版地形図の地図情報の使用には注意が必 要である。なお多数のGCPを用い高次の多項式変換で幾何補正した時,RMSエラーは5m 程度まで低減できると予想される。幾何補正結果を用いた経路の現状確認を通じて,それらは, 当該地の景観変遷に関わる現地調査の手がかりを得やすくすること,様々な景観変遷型のある 場所では良い教材となることが分かった。今日,都市化や地方衰退の影響により,GCP設定 可能な道や橋の消失,道の直線化や拡幅,海岸線の変化など,幾何補正の障害が増加すると考 えられ,伊能大図にあるGCP座標の早期確定が望まれる。, 福岡教育大学紀要. 第二分冊, 社会科編, Bulletin of Fukuoka University of Education. Part II, Social sciences}, pages = {17--26}, title = {伊能大図の幾何補正と補正結果の利用}, volume = {60}, year = {} }