@article{oai:fukuoka-edu.repo.nii.ac.jp:00000082, author = {高田, 遼太 and 森, 啓樹 and 宇藤, 茂憲}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, month = {Oct}, note = {Article, 振り子の実験は,小・中学校期から高等学校,更には大学に至る長い期間にわたって学び続ける物理学の基礎事項に位置付けられるものであり,振り子にはたらく力やエネルギー,或いは振り子の周期の詳細については多くの物理学の入門書および専門書に記載がある。しかし,周期運動における摩擦力や空気抵抗力などの制動効果に関する実験的検証の報告はあまりみあたらない。そこで,前回の報告1)では,①広角度領域での振り子振動の振れ角度を正確にモニターする必要から位置検出器2)にPosition sensitive detector(以下,PSD)を使用して,実体振り子を用いた実験システムを新たに構築し,②空気抵抗力モーメントの制動効果を増大させる形状の実体振り子を用いて,最大振れ角度30°以下の領域で,実体振り子の振れ角度のデータを収集して,③ 4 次のルンゲ・クッタ法による数値解析と実験データを組み合わせた定量的解析で推進力モーメントと制動力モーメントを評価して議論をおこなった。本報告では,データ処理の方法に改善を加えたうえで,最大振れ角度を60°とした広角度領域での実験をおこなって実体振り子の運動を更に詳細に検証した。実体振り子の制動力モーメントの1 つである回転軸摩擦力モーメントの広角領域(45°以上)での特異な変化を提示し,また周期変化を実験データ,一般解,および近似解で比較検討して議論した。今回使用した円柱棒アームの先に円柱形状のおもりを取り付けた実体振り子では,重心位置の条件を満たすことで,単振り子周期測定の代用になることもあわせて報告する。, この論文は「福岡教育大学紀要」(第63号第3分冊2014年p9-19)に掲載された論文を査読し、「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.2, No.1(2014/10)に採択されたものである。, 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, pages = {1--11}, title = {PSD(1次元位置検出器)で検証する実体振り子の周期運動 Ⅱ}, volume = {2}, year = {2014} }