WEKO3
アイテム
話し合い指導における「尋ね合い」の存在 - 表出したものから「道のり」への視点転換 -
http://hdl.handle.net/10780/1766
http://hdl.handle.net/10780/17668a988623-c7fb-4445-8635-ac404e23c1e5
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-02-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 話し合い指導における「尋ね合い」の存在 - 表出したものから「道のり」への視点転換 - | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ハナシアイ シドウ ニ オケル 「タズネアイ」 ノ ソンザイ - ヒョウシュツ シタモノ カラ 「ミチノリ」 エノ シテン テンカン | |||||
言語 | ja-Kana | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Conversion of the discussion guidance perspective | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ETYP:教育関連論文 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
著者 |
若木, 常佳
× 若木, 常佳 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 「異質な人々からなる集団で相互にかかわりあう」ためには,意見の構築や述べ方だけでなく,相手への理解に関する内容の指導を学校教育で行い,他者に関わりあう基盤を育成しなければならない。しかしながら,現在の学校教育においては,自己の考えを論理的に説明することは重視されるが,相互の考えについて推察したり,尋ね合うことについては,十分な指導がなされているとは言えない。それは,述べられたものだけを対象とし,述べられた理由に提示されない背景の存在については追究しないといった学習者の発言内容からも捉えられる。 こうした現状の原因として,本稿では次の2点を挙げた。1点は,指導要領に示された「意図」を推察する座標軸に,相互の考えについて推察し尋ね合うことが明確に示されていないことであり,それが,教科書教材の不在と教師の話し合いに対する指導観を構成していることである。もう1点は,授業において子どもに意見を求めるが,それは予定調和的傾向があり,真に子どもにその意見や考えに対する背景を尋ねる瞬間や行為になっていないという教師の授業観の問題である。 今後においては,こうした現状を踏まえ,相互の考えについて推察し尋ね合うことを積極的に指導するためのカリキュラムの検討と教材の開発を行う必要がある。それとともに,教師の中に,真に子どもにその意見の背景を尋ね,対話が存在する授業観が構築されるように,授業改善や省察を充実させなければならない。 |
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書誌情報 |
福岡教育大学紀要. 第一分冊, 文科編 Bulletin of University of Teacher Education Fukuoka. Part I, Language and literature 巻 65, p. 53-62, 発行日 2016-02-10 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0286-3219 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 福岡教育大学 | |||||
資源タイプ | ||||||
値 | 紀要論文 Article |